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旧古河城乾門
- 2012/06/13(Wed) -
ここは、古河市中央町にある「福法寺」です。
寺の門は、旧古河城内の二の丸御殿の入口にあったもので、乾門と呼ばれてきた門です。

門の案内板
   ↑ 門の案内板

明治6年(1873)、旧古河城取り壊しの時、檀家が払い下げを受け、寺に寄進したそうで、妻側中央部分を弓形にして、左右になだらかなに流れる曲線をもつ唐破風造りの屋根をのせた平唐門です。

旧古河城乾門
   ↑ 旧古河城乾門

両側に袖塀が付き、向かって右側に潜戸があり、蟇股や破風飾などに装飾の彫刻が施されており、高さ615㎝、幅937㎝の瓦葺です。

「旧古河城乾門」
場所:古河市中央町3-9-8
TEL:0280-91-1811
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長谷観音
- 2012/05/17(Thu) -
ここは、古河市長谷町にある「長谷観音」です。

案内板
   ↑ 案内板

古河城の鬼門除けとして明応2年(1493年)、古河公方足利成氏が鎌倉の長谷寺より勧請したもので、累代古河城主が祈願をこめたところとされています。
背丈2メートルあまりの十一面観世音菩薩立像が安置されており、鎌倉・大和とともに日本三大長谷のひとつです。

長谷観音
   ↑ 長谷観音

「長谷観音」
場所:古河市長谷町5-1
TEL:0280-22-2366
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小蓋宮の大ケヤキ
- 2012/05/08(Tue) -
ここは、古河市東3丁目にある「小蓋宮(こぶたのみや)」です。

小蓋宮
   ↑ 小蓋宮

昔、この周辺の農業は、畑作が中心であり、その作物が、しばしば雹(ひょう)の被害にあったようです。
小蓋宮は、名のごとく、畑に蓋をして、作物を雹から守ってくれる神として信仰され、畑地の中心であったこの地に社を祀り、目印としてケヤキを植えたそうです。

案内板
   ↑ 案内板

そんな小蓋宮には、樹高31m、目通り幹囲7.3m、推定樹齢600年と言う巨大なケヤキがあります。
昭和49年に古河市の天然記念物に指定されています。

ケヤキ
   ↑ ケヤキ

「小蓋宮の大ケヤキ」
場所:古河市東3丁目237
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古河総合公園
- 2012/04/19(Thu) -
「古河桃まつり」のついでに、「茨城県古河総合公園」を散策です。

茨城県古河総合公園
   ↑ 茨城県古河総合公園

園内には、古河公方五代足利利義氏の娘氏女の院号により徳源院と称した寺の跡で、臨済宗鎌倉円覚寺の末寺とされる「徳源院跡」があります。

徳源院跡
   ↑ 徳源院跡  

また、国指定の文化財であり、昭和43年に指定された「旧飛田家住宅」があります。
直ぐ隣には、昭和48年に県の文化財に指定された「旧中山家住宅」もありますよ。

旧飛田家住宅の案内
   ↑ 旧飛田家住宅の案内
旧飛田家住宅
   ↑ 旧飛田家住宅
旧中山家住宅の案内
   ↑ 旧中山家住宅の案内
旧中山家住宅
   ↑ 旧中山家住宅
立派な梁
   ↑ 立派な梁

古民家の横には、昭和7年に県の文化財に指定された「古河公方館址」もあります。

古河公方館址
   ↑ 古河公方館址

史跡も豊富な古河総合公園なのです。

「茨城県古河総合公園」
場所:古河市鴻巣399-1
管理棟TEL:0280-47-1129
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古河桃まつり
- 2012/04/17(Tue) -
ここは、古河市の「茨城県古河総合公園」です。
3月20日から4月8日にかけて「古河桃まつり」が開催されました。

古河総合公園
   ↑ 古河総合公園

今年の寒さで開花が遅れ、開催期間を3日ほど延長しての開催です。
まつり開催期間中には、色々なイベントも行われたようです。
しかし、まつりの最終日でも2分咲きだったようで、今月10日頃にやっと満開となったようです。
そんな満開の知らせを受けての訪問でしたが、桃の花の散るのは早く、15日にはすでに散り始めていましたよ。

桃林
   ↑ 桃林 

同時に桜の花も開花していましたが、こちらも散り始めでしたね。
桜と桃のコラボな公園を散策してみました。
矢口桃をメインにした約2000本の桃林は、日本一の桃源郷として知られているようです。
桃の花の満開時は、圧巻なのでしょうね。

桃・桜・菜の花
   ↑ 桃・桜・菜の花
桃の花 
   ↑ 桃の花

来年も同時期に開催されますので、訪れてみてはいかがでしょうか!

「古河桃まつり」
場所:古河市鴻巣399-1 (茨城県古河総合公園)
管理棟TEL:0280-47-1129
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奥原晴湖画室 繍水草堂
- 2011/05/28(Sat) -
ここは、古河市の鷹見泉石記念館の隣りにある「奥原晴湖画室 繍水草堂」です。

繍水草堂玄関
   ↑ 繍水草堂玄関

奥原晴湖(1837~1913)は幕末・明治時代に活躍した女流南画家です。
晴湖は、天保8年に現古河市西町に古河藩主池田政明の四女として生まれ、画で身を立てるために江戸の親類である関宿藩奥原家の養女となり、古河を離れました。
慶応元年(1865)以来、活動の場としていた東京上野の摩利支天横町の「墨吐烟雲楼」が、明治24年(1891)、鉄道用地となってしまい、旧古河藩領でもあった埼玉県熊谷へ新たな活動拠点をつくります。
これが繍水草堂だそうです。

移築された画室
   ↑ 移築された画室
客間
   ↑ 客間

大正2年(1913)晴湖没後、晴湖のおいにあたる池田多喜雄氏によって昭和4年、画室の一部が誕生地である池田家の屋敷地内に移されました。
さらに、平成20年、故奥原ミチ子氏の遺志により、奥原晴湖画室の寄附申し入れがあり、歴史博物館南側に移築されました。
今回の移築工事にあたっては、熊谷にあった当初のかたちを出来るだけ再現したそうです。

「奥原晴湖画室 繍水草堂」
場所:古河市中央町3-11-27
開館:AM9:00~PM4:30 月休館

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鷹見泉石記念館
- 2011/05/18(Wed) -
ここは、古河市にある古河歴史博物館の別館である「鷹見泉石記念館」です。
鷹見泉石記念館は古河藩が藩士たちのために用意した武家屋敷の一つで、隠居後もっぱら蘭学にいそしんだ鷹見泉石が最晩年を送った家です。

鷹見泉石記念館
   ↑ 鷹見泉石記念館 

建物は寛永10年(1633)古河城主土井利勝が、古河城の御三階櫓を造ったときの残り材を使って建てたと伝えられ、もとの建坪は100坪もあり(現在の2倍以上)、屋敷全体は東西に長い他に比べて一段と広大な(現在の4倍以上)ものだったそうです。
泉石は古河藩御使番鷹見忠徳の長男として古河城下の四軒町屋敷内に誕生し、47歳にして家老への昇進(役高500石)を果たし、同5年5月、藩主利位大坂城代就任にともなって大坂へ移転し、大塩平八郎逮捕の功績により感状および小刀を拝領し、さらに利位の京都所司代転任のため、同地へ移転しました。
54歳のとき、西丸老中に就任の藩主に従い江戸へ帰府し、晩年を故郷の地で過ごしました。

泉石の隠居
   ↑ 泉石の隠居
縁側
   ↑ 縁側
座敷
   ↑ 座敷

維新期、この屋敷は再度入居した鷹見家の所有となり、泉石の残した3000以上におよぶ膨大な資料はこの家で代々の子孫に守られ、国の重要文化財に指定された資料は古河歴史博物館保管されています。
平成2年、改修して「鷹見泉石記念館」として開館したそうです。

「古河歴史博物館」
場所:古河市中央町3-10-56
TEL:0280-22-5211
休館日:月曜

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