坂野家住宅
- 2014/11/14(Fri) -
ここは、常総市大生郷町にある「坂野家住宅」です。
坂野家は、この地に土着してから五百年ほどになると言われ、享保10(1725)年に始まる飯沼新田開発では、地元の責任者である「頭取」に任ぜられるなど、この地方の有力な名主であったことが伺われます。
その屋敷地は、1haにおよぶ広大な台地全面に位置し、周囲に塀が巡らされています。
南面に配された表門は、本来、武家屋敷に設けられることを考えると、当時の坂野家の格式の高さが偲ばれます。
平成10年に坂野氏より市が建物と屋敷地を譲り受け、主屋は、平成15~18年に解体修理が行われ、その過程で増改築の変遷がほぼ明らかとなったことから、座敷部が増築されて形が最も整った天保9(1838)年の姿に復元され、「水海道風土博物館坂野家住宅」として生まれ変わりました。

表門
   ↑ 表門
坂野家住宅
   ↑ 坂野家住宅

18世紀初め頃に建てられたと考えられる居室部と増築された座敷部からなり、座敷部は、南から「一の間」「二の間」「三の間」と呼ばれ、「二の間」東側には式台付の玄関、「一の間」には床・棚、「二の間」には床が設けられ、大型住宅として数少ない遺例であり、豪農の屋敷構を伝えています。
昭和43年には国の重要文化財に指定されています。

一の間・二の間
   ↑ 一の間・二の間

主屋西側には、大正9年に建て替えられた2階建ての「月波楼」と名付けられた書院もあり、幕末から明治期にかけて文人の当主のもと、多くの書家や画家たちが訪れ、優れた作品の創作活動の場となっていたそうです。

書院と主屋
   ↑ 書院と主屋
座敷
   ↑ 座敷
うろこ屋根
   ↑ うろこ屋根

「坂野家住宅」
場所:常総市大生郷町2037
入館時間:AM9:00~PM4:00 月休館(祝祭日の時は翌日)
入館料:¥300
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長塚節の生家
- 2014/10/20(Mon) -
ここは、常総市国生にある「長塚節(ながつかたかし)の生家」です。

長塚節は、明治12年(1879)、常総市国生(旧石下町)の豪農の長男として、生まれています。

長塚節の生家
   ↑ 長塚節の生家
案内板
   ↑ 案内板

節は、3歳のころに小倉百人一首をそらんじ、神童といわれ、早くからその才能を発揮していました。
父は、県会議員を務めたほどの名士で恵まれた家庭環境でしたが、病弱な体で、水戸中学を中退。
病を癒すかたわら、すぐれた感受性から、短歌に目覚め、正岡子規の門をたたきました。
歌人として名を成した節は、明治43年(1910)に朝日新聞に連載され、夏目漱石の推挙で小説「土」を発表し、農民文学作家としての名声も手に入れますが、歌同様そこにはやはり厳しい自然への洞察力とともに人間への深い愛情がいかんなく発揮されています。

茅葺の生家
   ↑ 茅葺の生家

病魔に冒され、婚約を破棄した節は、諸国を歩き、遠く九州の地で、36歳という短い生涯を閉じました。
節の精神は節の小説や歌とともに受け継がれ、現在旧石下地区では、生家近くの県道沿いなどに歌碑が残り、その生家は、県の文化財に指定されています。
現在も節の子孫の方が住んでいますので、迷惑の掛からぬよう最低限のマナーは守りましょう!

「長塚節の生家」案内所
場所:常総市国生1303
TEL:0297-42-5797
案内:AM10:00~PM4:00 月~木
   (金・土・日も見学可)
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豊田城
- 2014/09/22(Mon) -
ここは、常総市新石下にある「常総市地域交流センター」です。
常総市(旧石下町)地域交流センターは、別称を「豊田城」といいます。
平安時代末期から戦国時代までこの地方を支配した垣武平氏一族の豊田氏が、東部に流れる小貝川べりに城を築き、豊田城と呼ばれていたために命名されたものです。
当時は、このようなではなく、カヤ葺きで小貝川の水を要塞としたものであろうと思われます。

豊田城
   ↑ 豊田城

地域交流センターは、天守閣までの高さが48・5mもあり、多目的ホールや図書室(1・2階)と3階から展望台までが石下の歴史を紹介した展示室からなる施設として、平成4年に開館したようです。
3階から上は有料となる展示室です。
3階・4階には、旧石下町の歴史・産業が展示されています。
5階は企画展示室で、6階には地元出身の長塚節の関係資料が展示されています。
最上階である展望台(天守閣)からの眺めは最高で、この日もスカイツリーまで見渡せましたよ。

旧石下町の産業
   ↑ 旧石下町の産業
長塚節の資料展示
   ↑ 長塚節の資料展示
展望台からの筑波山
   ↑ 展望台からの筑波山

「常総市地域交流センター」(豊田城)
場所:常総市新石下2010
TEL:0297-42-0169
開館:AM9:00~PM4:00 月・年末年始休
観覧料:¥400
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一言主神社
- 2014/04/24(Thu) -
ここは、常総市大塚戸町にある「一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)」です。
一言主神社は、大同4年(西暦809年)に創建されました。
祭神の一言主神は、言行一致の神様とされ、何事も道理をわきまえ、良いことにつけ、良からぬことにつけ、よく聞き分けて人々の幸福のために直ちに御利益を授け、一言の願い事でも疎かにせず願いを叶えてくださるといわれています。
また、本殿は、昭和59年に市の有形文化財に指定されています。

一言主神社
   ↑ 一言主神社
拝殿
   ↑ 拝殿
本殿
   ↑ 本殿

おやじも参拝し、一言ならぬ二言のお願い事をしてきましたよ。
健康、そして・・・
拝殿右手には、神前結婚式も行われる儀式殿あります。
本殿の裏手には、御神木でもある大きな杉の木、縁結び社や稲荷社もあります。

御神木
   ↑ 御神木
霊竹殿
   ↑ 霊竹殿

皆さんも、一言の願い事叶え参拝してみてはいかがでしょうか。

「一言主神社」
場所:常総市大塚戸町875
TEL:0297-27-0659
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弘経寺の天樹祭
- 2014/04/16(Wed) -
ここは、常総市豊岡町にある「弘経寺」です。
弘経寺は、正式名称を「寿亀山天樹院弘経寺」と称し、応永21年(1414年)嘆誉良肇上人によって創建されました。
第九世壇誉存把上人は、徳川三代(家康・秀忠・家光)から帰依、厚遇され特に家康公の孫にあたる千姫は上人に帰依し、弘経寺を菩提所を定め、再建に多大な寄進をしました。
そのため、江戸時代には紫衣壇林として十八壇林の中でも上位に置かれる寺院になります。
千姫は弘経寺を菩提寺と定め、寛文6年(1666年)、千姫が天寿を全うすると、遺骨は小石川の伝通院に埋葬され、弘経寺には分骨が納められました。

弘経寺
   ↑ 弘経寺
案内板
   ↑ 案内板
本堂
   ↑ 本堂
千姫の墓
   ↑ 千姫の墓
開山堂
   ↑ 開山堂

「水海道千姫まつり」の千姫さま御成行列は、弘経寺を参拝に訪れます。
同日、弘経寺では千姫遺品展やお茶会、コンサートなどが開催される「天樹祭」が催行され、多くの人で賑わいます。
弘経寺の「天樹祭」と「水海道千姫まつり」は、千姫の誕生日が4月11日であることから、毎年4月の中旬に開催されるようになったようですね。

千姫
   ↑ 千姫さまもハイポーズ
千姫御成行列
   ↑ 千姫さま御成行列
野点茶会
   ↑ 野点茶会

この後、千姫さま御成行列は「水海道千姫まつり」会場へ戻ります。

「弘経寺」
場所:常総市豊岡町甲1
TEL:0297-24-0895
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水海道千姫まつり2014
- 2014/04/15(Tue) -
4月13日には、常総市水海道宝町の市民の広場で、第14回を迎える「水海道千姫まつり」が開催されました。
常総市にある弘経寺(ぐぎょうじ)は徳川家康の孫娘である「千姫」のお墓のある寺として知られ、弘経寺中興の上人でもある十世照誉了学上人は家康公をはじめ代々の将軍の信頼が厚く、千姫落飾の際にはその戒師をつとめました。
その関係で千姫は弘経寺を菩提寺と定め、寛文6年(1666年)、千姫が天寿を全うすると、遺骨は小石川の伝通院に埋葬され、弘経寺には分骨が納められました。
平成13年に、まちの活性化を目的に「水海道千姫まつり」が始まり、千姫の誕生日が4月11日であることから、毎年4月の中旬に開催されるようになったようです。
見どころは、観光大使「千姫さま」によるパレードで、千姫さまや参加者が江戸時代の衣装を身にまといオリジナルソング「千姫はなものがたり」の優雅な音楽に合わせて会場内を回ります。

千姫さまお披露目
   ↑ 千姫さまお披露目
御回遊出立
   ↑ 御回遊出立

この後、千姫さま御成行列は、シャトルバスで弘経寺へ向かいます。
ちょっと冴えない御成行列で、もう少し大勢で、長く市街地を回って欲しいものですね。
会場には、露店や模擬店が多く並び、賑わいを見せていましたよ。
また、ソーラン、県内のご当地キャラショーや常総市出身のTowaさんのライブなどが披露されました。

楽しい露店
   ↑ 楽しい露店
県内のご当地キャラ
   ↑ 県内のご当地キャラ

街地では、全国大会で連続優勝した水海道小学校の金管バンドの演奏や、市内各団体が腕をふるうお食事処、フリーマーケット、キャラクターショー等、毎年趣向を凝らした催しを用意しています。また、

「水海道千姫まつり2014」
場所:常総市水海道宝町3374-3
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