旧取手宿本陣染野家住宅
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- 2014/09/25(Thu) -
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ここは、取手市取手にある「旧取手宿本陣染野家住宅」です。
江戸時代、水戸街道は、現在の足立区千住と水戸を結んでおり、大名が宿泊や休息した家を本陣と呼びました。 染野家は、代々取手宿の名主を勤めており、水戸徳川家から本陣に指定され、水戸徳川家の藩主だけでなく、水戸街道を行き来する他の大名や高位の武士も染野家を本陣に利用しました。 ![]() ↑ 旧取手宿本陣染野家住宅 ![]() ↑ 案内板 江戸時代、取手の宿場はたびたび火災にあい、現在の旧取手宿本陣染野家住宅は、寛政6年(1794年)の火災の翌年に、表門は文化2年(1805年)に再建されました。 現在の敷地はほぼ当時のままで、主屋・土蔵・表門・徳川斉昭の歌碑が残っており、当時の様子がうかがえます。 ![]() ↑ 広間・中の間 ![]() ↑ 上段の間 県の有形文化財に指定されています。 「旧取手宿本陣染野家住宅」 場所:取手市取手2-16-43 TEL:0297-73-2010 公開:AM10:00~PM4:00 毎週金土日 入場:無料 |
高源寺の地蔵ケヤキ
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- 2014/09/09(Tue) -
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ここは、取手市下高井にある「高源寺」です。
普蔵山臨済宗妙心寺派のお寺で、931(承平元)年、平将門公の建立と伝わります。 最初、真言宗、鎌倉時代に鎌倉・建長寺から住職を迎え臨済宗建長寺派に改宗し、その後、江戸時代に妙心寺派となります。 ![]() ↑ 山門 ![]() ↑ 本堂 ![]() ↑ 鐘楼 境内には、高源寺の地蔵ケヤキがあり、樹齢はおよそ1600年と推定され、樹高15m、幹周り10mもあります。 幹が空洞となっており、子育地蔵尊が祀られ、安産、子育てに御利益があるとして、近隣の信仰を集めています。 しかし、現在は老木のため樹勢回復治療中のようで、柵の中には入れません。 ![]() ↑ 案内板 ![]() ↑ 地蔵ケヤキ ![]() ↑ お地蔵さん 昭和14年には、県の天然記念物に指定されました。 「高源寺」 場所:取手市下高井1306 |
長禅寺
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- 2014/08/13(Wed) -
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ここは、取手市取手の「長禅寺」です。
大鹿山長禅寺は、臨済宗妙心寺派の寺。931(承平元)年、平将門が勅願所として創建したと伝えられています。 取手駅東口の樹木の生い茂った小高い丘の上にあり、1950(昭和25)年には茨城百景に選ばれています。 取手大師として知られ、本堂、取手大師(霊山堂)、三世堂、山門がある。 ![]() ↑ 山門 ![]() ↑ 本堂 三世堂は1234(文暦元)年、平将門公以来の守本尊である十一面観音菩薩像を安置するため建てられた。 現在の建物は1763(宝暦13)年の建立で、観は2層、内部は3層の「さざえ堂」形式になっており、1層には守本尊の十一面観音菩薩像と坂東三十三観音霊場、2層が秩父三十四観音霊場、西国三十三観音霊場の各札所の本尊、合わせて100体の観音像が安置されています。 国内最古のさざえ堂造りと見られ、年に一度(毎年4月18日)だけ一般に公開されるようです。 ![]() ↑ 案内板 ![]() ↑ 三世堂 昭和56年、県の文化財に指定されています。 「長禅寺」 場所:取手市取手2-9-1 |
龍禅寺
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- 2014/08/05(Tue) -
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ここは、取手市米ノ井の「龍禅寺」です。
米井山無量寿院龍禅寺は、天台宗の古刹で、924(延長2)年の創建と伝えられる三仏堂があります。 平将門公が武運長久祈願のため三仏堂を訪れた時、堂前の井戸から米が噴出したという伝説が残り、ここから米井山、そして地名の米ノ井になったといわれます。 本尊は阿弥陀如来像、十一面観音と地蔵を脇侍とし、新四国相馬霊場八十八カ所第47番札所、第69番札所です。 ![]() ↑ 山門 ![]() ↑ 本堂 ![]() ↑ 鐘楼 三仏堂は、将門伝説もあるように創建当時からあったらしく、現在の建物は建築様式から室町時代後期と推定されていたが、建物内の木札に1569(永禄12)年の銘があったことから特定されました。 釈迦、弥陀、弥勒の3尊像を祀るり、寄棟造の茅葺屋根が特徴です。 ![]() ↑ 紹介板 ![]() ↑ 三仏堂 取手市内唯一、国の重要文化財に指定されています。 「龍禅寺」 場所:取手市米ノ井467 |
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