予科練平和記念館
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- 2010/08/15(Sun) -
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今日は、終戦記念日ですね。
正式には、昭和20年9月2日に終戦調停されたようです。 と言うことで、ここは阿見町大字廻戸にある「予科練平和記念館」です。 今年の2月初旬に開館し、第一次世界大戦以降の霞ヶ浦海軍航空隊の飛行予科練習部の様子が展示され、戦争の記憶を次代に伝えることを目的とした記念館なのです。 残念ながら撮影禁止とのことで画像はありません。 ![]() ↑ 予科練平和記念館 館内には、当時の焼却を免れた写真42枚や訓練風景などが展示されています。 予科練とは、第一次大戦以降の航空機需要の高まりから若いうちから基礎訓練を行い熟練の搭乗員を育てるために昭和5年から教育が開始されたようです。 14才半から17才までの少年が選抜され、基礎訓練が始まりました。 終戦までの間に約24万人が入隊し、うち2万4千人が戦地へ向かい特攻隊として出撃しましたが、8割が戦死してしまいました。 特攻隊とは、片道だけの燃料を積んで敵方の戦艦に突っ込んでいくのです。 館内では、そんな映像も見ることができますが、映像を見たおやじの目頭は熱くなっちゃいましたよ。 何とも悲しい出来事ですよね。 今では考えられない事実なのです。 おやじを含めた多くの皆さんが、現在の平和な日本に育って良かったと思います。 「予科練平和記念館」 場所:阿見町大字廻戸5-1 TEL:029-891-3344 開館:AM9:00~PM5:00 月・年末年始休 入館料:¥500 予科練平和記念館の左手を行くと、昭和43年に予科練出身者により建てられました予科練記念館「雄翔館」があります。 陸上自衛隊武器学校の敷地フェンス内にありますが、自由に入れます。 ![]() ↑ 陸上自衛隊武器学校への入口 入口を入ると小さな公園があり、予科練の碑がありました。 見学者用のフェンスの外には、旧戦車が展示されていましたよ。 ![]() ↑ 予科練の碑 ![]() ↑ 旧戦車の展示 予科練記念館「雄翔館」には、約1700点の遺品がおさめられており、日本の昭和史を伝える貴重な記念館です。 残念ながら、こちらも撮影禁止のようです。 ![]() ↑ 予科練記念館「雄翔館」 遺品には、故郷に寄せた手紙・遺書・遺影までがあり、おやじも目を覆いたくなりますね。 また、当時の戦闘機などのミニチュアなども展示されていました。 PS:これからも、戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、生命と平和の尊さを改めて胸に刻みつけて欲しいものです。 予科練記念館「雄翔館」 場所:阿見町大字青宿121-1 陸上自衛隊武器学校内 TEL:029-887-1171 開館:AM9:00~PM4:00 入館料:無料 ![]() |
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